阿曽原温泉, 黒部近くの山の中にある温泉地
阿曽原温泉は富山県黒部市の黒部峡谷にある温泉。唯一の露天風呂は、関西電力黒部専用鉄道のトンネル坑口脇に造られたコンクリート造りの浴槽で、阿曽原温泉小屋から5〜10分ほど下った場所にある。泉質は単純温泉、源泉温度は47.3℃、自然湧出量は毎分46.3リットル。
温泉は、黒部専用鉄道の関電トンネル掘削時に岩盤が160℃を超える高温となり、その熱で温められた湧水を利用する。トンネル内は現在も約40℃。1940年1月8日未明、阿曽原谷の6階建て作業員宿舎が泡雪崩で倒壊し、直後の火災で多数の死傷者が出た。1949年にその跡地へ阿曽原温泉小屋が建てられ、1965年に一般登山者へ開放された。
風呂はコンクリート造りの露天風呂が一つだけで、関西電力黒部専用鉄道のトンネルから引いた湯を使う。男女は小屋と風呂の入口に掲示された時間割で交代し、20時以降は混浴となる。小屋は7月から10月までの営業で、宿泊しない場合も料金を払えば入浴できる。
アクセスは徒歩のみで、黒部峡谷鉄道欅平駅から水平歩道経由で約12km、関電トンネル電気バス黒部ダム駅から日電歩道経由で約19kmです。いずれも上級者向けの危険を伴う登山道です。小屋と風呂は7月から10月末まで営業し、営業終了後は風呂・トイレ・水場が使えません。
風呂は関電トンネルのために掘られたトンネル坑口のすぐ脇にあり、湯はトンネル内から引かれている。掘削時に160℃を超えた岩盤は今も40℃前後を保ち、湧水を温めている。コンクリート造りの露天風呂は時間を区切って男女交代制で、20時以降は混浴となる。