青谷上寺地遺跡, 鳥取県にある遺跡。
青谷上寺地遺跡は、弥生時代の広範囲にわたる遺跡で、柱で支えられた建物の基礎、地下の貯蔵穴、そして古代の集落跡に広がる55,000平方メートル以上の水田跡が良好な状態で見つかっています。
紀元前2世紀から紀元2世紀までの弥生時代に人が住んでいたこの遺跡は、道路建設中に発見され、2008年に日本の国史跡に指定されました。その考古学的な重要性が高く評価されたためです。
この遺跡から出土した1,350点以上の遺物が重要文化財に指定されています。木製道具、土器、金属器、そして5,300体以上の人骨が含まれており、古代日本の集落生活と文化的慣習について貴重な知見を提供しています。
この遺跡には近代的な博物館があり、発掘された遺物が収蔵・展示されています。発掘調査の完了後、元の遺構は埋め戻されたため、博物館が見学の場となっています。
この遺跡からは、緑色の顔料で塗られた長さ120センチの木製の盾が出土しました。これは東アジアで最も古い緑色の使用例とされています。また、保存状態が非常に良かったため、弥生時代の人骨から脳組織が残っていました。