葛飾柴又寅さん記念館, 柴又の映画博物館
葛飾柴又寅さん記念館は、柴又にある『男はつらいよ』シリーズの映画博物館です。オリジナルの衣装や小道具、再現されたセットが展示されています。展示室は歩いて入る空間として設計されており、訪問者はガラスの向こうの物を見るのではなく、再現されたシーンの中を移動します。
博物館は、映画シリーズが終了してから2年後の1997年に開館しました。シリーズは1969年に俳優の渥美清を主演に迎えて始まり、約30年にわたって48本の映画が作られました。博物館は、物語の舞台となったこの地域でその記憶を保つために建てられました。
博物館は、映画シリーズの中心となる家族の家であるくるまやの店内を再現しており、家具や小道具が画面に登場する通りに配置されています。部屋を歩くことで、1960年代の普通の東京の下町の家庭がどのような様子だったかを感じることができます。
博物館は柴又駅から徒歩すぐで、電車で到着した後、徒歩で簡単にアクセスできます。館内では、ギャラリーが自然に次のギャラリーへと続き、決まったルートはないので、自分のペースで進むことができます。
展示の一つに、寅さんのオリジナルの旅用スーツケースがあります。映画シリーズを通して彼が持ち歩いた私物が今も詰まっています。その近くには、くるまやの家のミニチュアの中でキャラクターが休んでいる小さなジオラマがあり、架空の世界を意外な角度から見ることができます。