The Egg, Beirut, レバノンのベイルートにある建築構造物の廃墟
「卵」は、ベイルート中心部にある楕円形のコンクリート構造物で、高さ約11メートル、長さ約24メートル。ドーム状の表面には、過去の紛争の跡がはっきりと残っている。
1965年に建築家ジョセフ・フィリップ・カラムによって商業センターとして建設が始まりましたが、1975年に内戦が始まり中断されました。その後、未完成のまま数十年間放置され、紛争の象徴となりました。
2020年10月の蜂起の際、この建物は人々の集いの場となり、地元のアーティストが内部を展示スペースに変えました。この芸術的活用により、商業開発に対する創造的な抵抗の象徴となっています。
この建物は通常一般には公開されていませんが、特別な文化イベントや、地元当局が許可した一時的な開放の際に訪れることができます。開放は限定的で不定期なため、事前に現在のアクセス状況を確認することをお勧めします。
2009年、このコンクリート構造物を不動産開発業者の取り壊し計画から守るため、「Save the Egg」と呼ばれる保存団体が結成されました。このニックネームはその楕円形に由来し、この場所の地元のアイデンティティの一部となっています。