Kops Plateau, オランダ、ナイメーヘンにあるローマ軍の高原
コプス高原はナイメーヘン近くの高台にあり、1世紀のローマ軍駐屯地の跡が残っています。発掘された地層や見える遺構からは、基礎や壁の跡、建物の配置がわかり、駐屯地の様子がうかがえます。
この高原は、1世紀にローマ帝国の辺境にある戦略的な前哨基地として建設され、地域の防衛を担っていました。やがてローマによる北西ヨーロッパの支配が衰えるにつれ、駐屯地としての役割も終わりました。
高原の名前は、辺境の前哨基地としてここに駐屯したローマ軍に由来します。現在でも、この高い位置から指揮官たちが周辺地域や川の渡河点を見張り、掌握していた様子が感じられます。
高原は高台にあり、ナイメーヘンから標識のある歩道を通って徒歩で行けます。乾燥した天候のときに訪れるのが良く、その場合は道や露出した遺跡を歩きやすく、調べやすいです。
発掘により、高位のローマ将校の私室が見つかり、その身分を反映した建築の細部や設備が明らかになりました。こうした個人空間は保存状態が良いものが珍しく、軍の上層部の日常生活をうかがい知ることができます。