Święty Kamień, ポーランドのトルミツコ近くにある花崗岩の巨岩
シフィエンティ・カミエンは、トルミツコの近く、ヴィスワ潟の岸辺にある花崗岩の巨岩です。この岩は高さ約2.2メートル、周囲約13.8メートルあり、水辺の目立つ目印となっています。
キリスト教以前の時代、ポゲザン族はこの石を供物、特に魚を捧げる祭壇として使い、豊穣の神クルチェを祀っていました。この巨岩は、この初期の人々の信仰の中心となった儀式の証拠として立っています。
地元の伝承では、二人の兄弟が斧をめぐって争い、兄が巨大な石を投げて今の場所に落としたと語られています。この話は今も地域の口承の一部であり、巨岩を近くに住む人々と結びつけています。
この場所へは、ヴィスワ潟に沿った約10キロメートルのハイキングコースで行くことができ、通常約3時間かかります。道はわかりやすく、歩いている間は水と周囲の森の景色がよく見えます。
この巨岩が現在の位置に到達したのは、およそ1万5000年前、スカンジナビアの氷河が北ヨーロッパから後退したときでした。したがって、この石は氷河期の広大な時間のスケールをその存在の中に宿しており、気候が全域の景観を形成したことを示す具体的な記録です。