誘惑の山, エリコ近くの丘、パレスチナ
誘惑の山はエリコ近くの丘で、約138メートルの高さがあり、切り立った岩壁と、その表面に刻まれた自然の洞窟が特徴です。頂上からはヨルダン渓谷を越えて死海まで見渡せます。
4世紀、ビザンチンの修道士たちがこの山に修道院を建てました。その基礎は、ハスモン朝とヘロデ朝時代の初期の要塞の上に築かれました。これは、この地が修道院の創設以前から重要視されていたことを示しています。
山の中腹に刻まれたギリシャ正教の修道院は、この場所が何世紀にもわたって精神的瞑想の場として使われてきたことを示しています。修道僧たちはここに熟考を促す空間を作り上げ、今日も山の宗教的意義を保ち続けています。
体力と時間に応じて、短いトレイルで頂上までハイキングするか、エリハ近くのベースステーションからケーブルカーで行くことができます。どちらのルートも丈夫な靴と十分な水が必要で、特に暖かい時期には重要です。
この山の洞窟、例えばアビオール洞窟やサンダル洞窟には、何千年にもわたって人々がここに住み、働いていたことを示す遺物が収められています。これらの物は、古代から続く山での絶え間ない人間の存在の物語を語っています。