Atelje 212, セルビアのベオグラードにある劇場建物
アテリエ212は、ベオグラードのヴライコヴィチェヴァ通りとスヴェトゴルスカ通りの角に位置する劇場建物です。この建物には、約385人を収容するメインステージと、約140席の地下ステージがあります。
この劇場は1956年に設立され、同年、東欧の劇場として初めてベケットの『ゴドーを待ちながら』を上演したことで歴史に名を残しました。その後数十年にわたり、ヨーロッパの主要作家の作品を紹介することで、この地域の演劇を形成しました。
この劇場は、現代のセルビア国内の作品と国際的な作品を上演する常設アンサンブルによって形作られています。地元と外国の作品が混在することは、異なる演劇文化の架け橋としての役割を反映しています。
この会場には、それぞれ独自の特徴とレイアウトを持つ2つの独立した上演スペースがあります。異なるステージでは、出演者と観客の距離が異なり、それによって異なる種類の演劇体験が生まれます。
この劇場は、フランスとイギリスの前衛的な劇作家を東ヨーロッパに紹介する上で重要な役割を果たしました。当時、そのような作品は他の地域ではまだ物議を醸していました。サルトル、イヨネスコ、ピンターなどの作家が、ここで初めて観客に紹介されました。