カプースチン・ヤール, ロシア、ズナメンスクの宇宙基地
カプースチン・ヤールは、アストラハン州にある軍事用の打ち上げ施設で、サラトフの南東に位置し、広大な草原地帯に広がっています。施設には、いくつかの独立した発射台と保管エリアがあり、舗装された道路で結ばれています。
ソビエト政府は1946年、第二次世界大戦後に捕獲したドイツのロケット技術の試験場として、この辺鄙な草原地帯を選びました。1947年10月の初の成功打ち上げは、ソビエト宇宙計画と数十年にわたる軍事ミサイル実験への道を開きました。
この施設は、ロシア版エリア51として知られるようになり、ソ連の軍事実験中に多数の未確認飛行物体の目撃情報が報告されました。
施設全体は一般に公開されておらず、厳重な軍事管理下にあるため、訪問や接近は不可能です。最寄りの一般立ち入り可能な場所はズナメンスク市ですが、そこにも入域制限があります。
1951年から1960年の間に、この施設は実験飛行で48匹の犬を宇宙に送り込み、1951年7月にはデジクとジプシーが最初となりました。これらの動物のほとんどは生きたまま地球に帰還し、無重力が生物に及ぼす影響に関する重要な医学的データを提供しました。