タイミル自然保護区, ロシア、クラスノヤルスク地方の自然保護区
タイミル自然保護区は、ロシアのクラスノヤルスク地方にあるタイミル半島に広がる保護地域で、面積は十九万平方キロメートルを超えます。この地の景観は、樹木のないツンドラと開けた湿地、小さな水路が混ざり合い、南部にはタイガの森が広がっています。
この保護区は、1979年2月にソビエト当局によって北極の生態系を保護するために設置されました。ユネスコは1995年にこの地域を生物圏保護区に指定しました。
先住民族のエベンキ族とガナサン族は、保護区の指定地域内で狩猟、漁労、トナカイの遊牧といった伝統的な生業を続けています。
この地域は僻遠の北極圏に位置するため、入域には特別な許可と登録された旅行会社を通じた移動が必要です。訪問者は厳しい気候と限られたインフラに備える必要があります。
この地域には、地球上で最大の野生トナカイの群れが生息しており、数十万頭が毎年夏と冬の生息地の間を移動します。動物たちは決まった経路に沿って川や広大なツンドラ地帯を横断します。