シンガポール日本人墓地公園, シンガポール、コーバンにある墓地
Japanese Cemetery Parkは、シンガポールの住宅地コーバンにあるチュアンホー・アベニュー沿いの墓地です。東南アジア最大規模の日本人墓地とされており、約910基の墓石が並び、質素な石碑から装飾された柱や像までさまざまな形式があります。
この墓地は1891年に創設され、当初はシンガポールで暮らし亡くなった日本人商人や労働者、特に多くの女性たちの埋葬地として機能しました。第二次世界大戦後は荒廃しましたが、1969年に日本人コミュニティが管理を取り戻し、1987年にJapanese Cemetery Parkと正式に改称されました。
お盆の時期には、日本人コミュニティがここに集まり、先祖を供養して墓前に供え物を置きます。赤い布をまとった地蔵像は仏教の守護像で、園内の各所に見られ、この場所に日本らしい雰囲気を与えています。
公園はチュアンホー・アベニューにあり、ヨーチュカン・ロード近くに位置しています。近隣のMRT駅からバスで行くことができます。園内の通路は平坦で歩きやすく、毎日早朝から夕方まで開放されています。
公園内には2本の「ヘリテージ・ツリー」として公式に認定された木があります。1本はこの土地がゴム農園だった時代から残るゴムの木で、もう1本はライチの木です。ライチは日本原産の種ですが、シンガポールの気候では実をつけません。