Abernethy Round Tower, スコットランドのアバネシーにある中世の円塔。
アバネシー円塔は、基部から頂部へと徐々に狭まる壁を持つ、中世の円形石造建造物です。建物は高さ約22.5メートルで、当時のアイルランドの影響を受けた円塔に典型的な堅牢な構造をしています。
この塔は11世紀に建てられ、スコットランドにおけるアイルランドの影響を受けた建築の珍しい例です。ケルト地域でこのような構造物が建設されていた時代に出現しました。
この建造物は、その基部に刻まれたピクト人のシンボル石を組み込んでおり、先住民とのつながりを示しています。内部には鉄製の首輪装置があり、中世の共同体がどのように正義と社会秩序を執行していたかを物語っています。
内部へは、元の木造構造に代わって設置された鉄製のらせん階段を使って入ります。階段は狭く、上部の開口部はかなり小さいので、狭い場所を覚悟して訪れる必要があります。
塔の土台は、異なる色の12層の石で構成されており、初期の建設段階を明らかにしています。この色の変化は、上部の部分が後から追加または再建されたことを示唆しています。