ナショナルリフトタワー, イギリス、ノーサンプトンにあるエレベーター試験塔
ナショナル・リフト・タワーは、ノーサンプトンの上空127メートルにそびえ、エレベーター開発のための6本のシャフトを備えた試験施設です。その角丸長方形の形状は、広く見渡すことができ、この地域の他のほとんどの建物とは一線を画しています。
タワーは1980年から1982年にかけて、建築家モーリス・ウォルトンの計画に基づいて建設され、エリザベス2世女王によって発足されました。15年後、この建物は後期産業建築の証人として保護指定を受けました。
コンクリート構造はスカイラインに印をつけ、訪問者に技術革新と産業発展の繋がりを思い起こさせます。タワーはほとんど一般公開されていませんが、この地域のエレベーター工学における役割を目に見える形で示し続けています。
試験シャフトは毎秒最大10メートルの速度に達し、技術的な検証に使用されます。通常、訪問者が内部に入ることはできませんが、時折外部でアブセイリングイベントが開催されます。
エレベーター試験のほかに、この施設は排水システムとその異なる条件下での挙動を調べるためにも使用されます。この二重の用途により、タワーは異なる技術分野を結びつける珍しい施設となっています。