ウェイヴァリー修道院, ファーナムにある修道院の廃墟
ウェイバリー修道院は、イングランドのファーナムにある中世の修道院の廃墟で、ウィー川のほとりの牧草地に、高さの異なる石壁とアーチが立っています。残る構造物にはゴシック様式の要素が見られ、尖頭アーチと、かつて教会や回廊、作業場を形成していた基礎が残っています。
ウィンチェスター司教ウィリアム・ギファードが1128年にこの修道院を創設し、イングランド初のシトー会修道院となりました。16世紀にヘンリー8世による修道院解散後、修道士たちは去り、建物は徐々に廃墟となりました。
この場所は、1066年から1291年までの出来事を記録した中世の年代記であるウェイバリー年代記にその名を与えました。修道士たちは何世代にもわたってこれらの記録を編纂し、中世初期のイングランドの生活と政治を理解するための主要な資料の一つを生み出しました。
イングリッシュ・ヘリテージがこの場所を管理しており、一年中公開されています。駐車場から廃墟まで案内路が続いています。地面は芝生や不整地のため、雨天時は丈夫な靴が適しています。
第二次世界大戦中、川の自然の曲線と隣接する湖はロンドンの防衛システムに組み込まれ、戦車障害物として使用されました。この軍事的機能により、穏やかな川辺の景観は一時的に戦略的な役割を担いました。