ロッシュ修道院, イングランドのマルトビーにある修道院の廃墟
ロシュ修道院はサウス・ヨークシャーのマルトビーにある廃墟となったシトー会修道院で、翼廊からの頑丈な石壁とゴシック様式のアーチがマルトビー・ベックの小川を見下ろしています。遺構は一般公開された広い敷地内にあり、元の宗教建築の規模と建築様式をうかがわせます。
1147年に創設されたこの修道院は、1538年にヘンリー8世の修道院解散まで約400年間、活動するシトー会共同体として運営されました。建築遺構は、数世紀にわたる複数の建築段階と様式の変化を反映しています。
この修道院は175人を支えており、その中には厳格なシトー会の宗教的慣行と農作業に従事した60人の聖歌修道僧と修道士が含まれていました。
見学には歩道と一部段差のある場所を歩く必要があるため、ある程度の移動能力が求められます。敷地内には解説板が配置されています。小川の近くは地面がぬかるむことがあるため、可能であれば雨の少ない時期に訪れるとよいでしょう。
この場所で採石された石は、その卓越した強度と耐久性により、ケンブリッジのキングス・カレッジ礼拝堂のヴォールトに選ばれました。このつながりは、中世の建築家が地元の材料の品質を認識し、評価していたことを示しています。