オックスフォード大学植物園, イギリス、オックスフォードの植物園
オックスフォード大学植物園は、オックスフォード中心部にある植物園で、約2ヘクタールの敷地に5,000種以上の植物を展示しています。敷地内には、それぞれ特定の気候帯に特化した複数の温室があり、科学的な植物分類に従って配置された壁で囲まれた屋外区画もあります。
この場所は1621年にサー・ヘンリー・ダンバースの寄付により設立されました。以前はユダヤ人墓地であり、英国最古の植物園とされています。当初の目的は医学教育のための薬用植物の栽培で、後に科学的なコレクションへと発展しました。
最も古い温室には世界中の熱帯・亜熱帯植物が育成されており、屋外の花壇は学生や研究者による植物学の研究によく使用されています。左右対称のレイアウトと石壁は、現在も見られるルネサンス様式の設計原理に従っています。
園内の小道はほとんどが平らで歩きやすいですが、温室へは階段または緩やかなスロープでアクセスします。平日の午前中はあまり混雑せず、多くのグループは午後以降に訪れます。
古い区画の一つには、同じ場所に3世紀以上立ち続けるTaxus baccata(ヨーロッパイチイ)の標本があり、コレクションの中で最も古い生きた植物の一つです。また、一部の薬用植物は今でも大学の薬学教育で使用されています。