ローマン・バス, イングランドの都市バースにある史跡
ローマン・バースは、イングランドのバースにある古代ローマの浴場跡で、天然の温泉の周りに建てられ、現在は博物館と考古遺跡として保存されています。この複合施設には、緑色の湯で満たされた大浴場、更衣室、高温浴室と低温浴室、そしてローマ時代の遺物を展示する展示ホールがあります。
建設は紀元60年から70年の間に始まり、スリス・ミネルヴァに捧げられた神殿と浴場群が造られました。ローマ人は5世紀までこの場所を使い続け、その後廃墟となり、18世紀に再発見されて発掘されました。
訪問者は、かつてローマ帝国の各地から人々が集まり、暖かい湯で身を清めたり癒しを求めた場所を歩きます。アクアエ・スリスという名前は、ケルトの女神スリスとローマのミネルヴァを結びつけたもので、この二つの伝統の融合が、館内に展示された奉納物や碑文に表れています。
源泉の水は熱く、入浴はできませんが、見学用の展望台から大きな湯船を見渡せます。音声ガイドで各部屋の説明を聞きながら、ローマ人が鉛管で水を引いていた様子を学べます。
大きな湯船の水の緑色は、鉱物によるものではなく、日光の下で成長する藻類によるものです。泉そのものは透明で、当時浴場は覆われていたため、ローマ人は自然な透明な状態の水を見ていました。