ハイ・タイド・オルガン, イギリス、ブラックプールの海岸沿いにある潮のオルガン
ブラックプール高潮オルガンは、海岸沿いに設置された高さ15メートルの金属とコンクリートの構造物で、8本の取り込みパイプと18本のオルガンパイプを接続していました。波の作用で海水が取り込みパイプを通り、オルガンのパイプ内で音を生み出しました。
この設置物は2002年に、芸術と自然の力を融合させるために「グレート・プロムナード・ショー」シリーズの一部として建設されました。海水に長年さらされた後、構造の摩耗と環境被害のため2021年に解体されました。
このオルガンは、芸術、工学、自然の交差点を表しており、サンフランシスコやクロアチアの同様の設置物とともに、潮の力を利用した楽器の例として存在しました。
音を聞くのに最適な時間帯は、満潮の約2〜3時間前後で、波の動きが最も強くなる時間帯でした。訪問者は、絶えず変化する音楽を楽しむことができ、異なる波のパターンが異なる音を生み出しました。
この楽器は、人間の操作なしで変ロ長調の倍音列の音を奏で、海水を直接音の生成に使用した数少ない作品の一つでした。波は決して同じように動かないため、満潮のたびに異なる楽曲が生まれました。