Alabum, 英国南ウェールズのローマ砦
アラバムは南ウェールズにあるローマ砦で、長方形の平面を持ち、二重の堀と粘土の城壁で囲まれていました。現在も、後世に砦の内部に建てられた教会の周囲に、目に見える土塁が残っています。
この砦は紀元70年頃に、ウェールズの主要なローマ街道沿いの軍事前哨基地として設立されました。集落を結び、この地域の主要なルートと資源へのアクセスを制御する上で戦略的な重要性を持っていました。
聖メアリー教会は、12世紀に建設され、石壁にローマ時代のタイル片が見られる教会で、古い砦の土塁の中に立っています。中世とローマの建築が混ざり合い、この場所はまるで2つの時代が重なっているかのように感じさせます。
遺跡の一部は指定古代記念物に指定されており、見える土塁の保存に役立っています。地面は草が生い茂り、場所によってはでこぼこしているため、歩きやすい靴をお勧めします。
発掘調査により、ローマのランプ、陶器、祭壇石、硬貨が発見され、この砦での異なる時期の駐屯を示しています。これらの遺物は、この辺境の前哨基地で兵士がどのように生活し、崇拝していたかについての詳細を明らかにしています。