Carrawburgh, イングランド、ノーサンバーランドにあるローマ時代の遺跡
カラウブラフはノーサンバーランドにあるローマ軍の要塞で、防御施設、軍用浴場、防衛塔の跡が敷地内に点在しています。その配置から、兵士たちがハドリアヌスの長城に沿って防衛陣地をどう組織していたかがわかります。
この要塞は西暦130年頃、ハドリアヌスの長城沿いのフージステッズとチェスターズの拠点の間の防御の空白を埋めるために建設されました。この配置は、ローマ帝国初期にブリテン北部の辺境支配を強化する戦略の一部でした。
ここにはローマの聖所が三つあり、ミトラス神殿と、兵士たちが奉納物を捧げた女神コベンティナの祠があります。これらの神聖な空間は、軍の共同体がどのように神々とつながり、奉納品を通じて信仰を表現したかを示しています。
ヒストリック・イングランドがこの場所を管理しており、専用の駐車場と近くのハドリアヌスの長城遊歩道から訪れることができます。この場所は他の城壁の要塞の間に位置しているため、同じ徒歩旅行で複数の場所を訪れやすいです。
コベンティナの井戸は発掘されたとき数千点のローマ時代の遺物が見つかり、北ブリテンで最大級の奉納物コレクションの一つとなっています。この神聖な場所に兵士たちが残した遺物の多さは、この祠が軍の共同体にとってどれほど重要だったかを示しています。