カートリング・タワー, 中世の城で、グレードI指定建造物。イングランド、カートリングに所在。
カートリング・タワーは、八角形の小塔とイタリア風の装飾的な出窓を備えたレンガ造りの3階建てのテューダー様式の門楼です。かつてケンブリッジシャーで最大のカントリーハウスの一部が、今も残っています。
もともとは1219年に中世の城として建てられ、1540年代にエドワード・ノースによって大規模に再建され、テューダー様式の邸宅に変わりました。1578年9月にはエリザベス1世が3日間滞在しました。
この塔は文学的に重要な意味を持っています。この敷地の所有者と関わりのあったエリザベス・ノースが、シェイクスピアの『お気に召すまま』の登場人物ロザリンドのモデルになったと考えられています。ロザリンドという名前は、エリザベス・ノースのアナグラムだからです。
この建物はグレードI指定建造物であり、指定記念物でもあるため、見学には事前の手配が必要です。ガイド付きツアーの有無については、公式の文化財サイトでご確認ください。
この門楼は、チューダー様式のレンガ造りとイタリア・ルネサンス様式の装飾要素という珍しい組み合わせを特徴としています。16世紀の英国貴族の国際的な趣味を反映した独特な建築様式です。