Milecastle 10, イングランドのタイン・アンド・ウィアにあるローマ時代の要塞
マイルキャッスル10は、小さな石造りのローマ要塞で、壁はおよそ19×15.5メートル(62×51フィート)、高さは約1.75メートル(5.7フィート)の部分もあります。遺構は、この辺境の防壁沿いに建てられた小さな前哨基地の標準的な配置を示しています。
ハドリアヌスの長城に沿って約80ある同様の小さな要塞の一つとして建てられ、西暦300年代後半まで監視所として機能しました。これらの前哨基地は、ローマによるブリタニア占領中に国境の監視と管理に重要な役割を果たしました。
考古学の発掘調査により、寝室、物置、調理場が見つかり、兵士たちがここで日々どのように生活し働いていたかがわかります。遺構を歩くと、この小さな要塞を円滑に運営するために必要な実用的な組織を感じ取ることができます。
この場所へは、ハドリアヌスの長城トレイルという長距離歩道を歩いて行けます。この道は複数のローマ遺跡をつなぎ、標識や案内が整備されています。場所は開けた田園地帯にあるので、天候の変化とでこぼこした地面に備えてください。
かつてここにはターラットAとターラットBという2つの小さな見張り塔があり、兵士たちは周囲の要塞と風景を越えて信号を送り合っていました。これらの追加の構造物は、ローマ人が前線に沿って視認性と通信を向上させたことを示しています。