Piercebridge Roman Bridge, イギリス、ハイ・コニスクリフにあるローマ橋の遺跡
ピアースブリッジ・ローマン橋は、イングランド北部のハイ・コニスクリフにあるローマ時代の橋の遺跡群です。かつてティーズ川を渡るための橋を支えていた大きな石造りの橋脚で構成されています。橋脚には、当初の建設時に木製の金具が取り付けられていた穴が今も見られます。
この橋は、主要なローマ街道デア・ストリートをティーズ川を渡らせ、北部の主要な軍事路線を結ぶために建設されました。遺跡は1972年にこの場所での砂利採取作業中に初めて明らかになりました。
この場所は、ローマ軍の移動と交易の交通にとって重要な渡河点でした。遺跡は、軍隊や商人がこのインフラを利用して遠くの地域を結んでいた物語を伝えています。
石造りの橋脚は現在の川の流れのずっと南に位置しているため、水を渡らずに直接近くまで歩いて行けます。構造を様々な角度から見て回ると、元の渡河がどのように配置されていたかがより明確にわかります。
研究者の中には、この構造物は単なる渡河点ではなく、川の航行を管理するためのダムとしても機能した可能性があると考える人もいます。この場所で見つかった遺物は、この川の区間が物資や軍需品を水運で移動させるために使われていたという考えを裏付けています。