Portland Breakwater Fort, イングランドのポートランド港にあるグレードII指定建造物の要塞。
ポートランド防波堤要塞は、ポートランド港の外側の防波堤に位置する円形の石造要塞で、厚い花崗岩の壁と砲座を備え、海軍の砲撃に耐えながら周囲の水域を見渡すことができるように設計されています。
王立工兵隊のE.H.スチュワード大尉によって1868年から1875年にかけて建設されたこの要塞は、当初7門の12.5インチRML砲を備え、1956年に正式に廃止されるまでポートランド港を守る重要な防衛拠点として機能しました。
荒廃した状態にもかかわらず、この要塞は1978年からグレードII指定建造物として文化的な重要性を保っており、遺産団体や地元の芸術イニシアチブの関心を集めています。ドーセット彫刻トラストによるアートセンターへの転用提案も含まれています。
要塞は安全上の懸念と老朽化のため、訪問者が立ち入ることはできませんが、近くの海岸やボートから見ることができます。商業利用のための修復費用は約1,000万ポンドと見積もられています。
要塞の兵器の一部だった切断された12インチ砲の残骸が周囲の海域で発見されており、この場所の軍事的過去と廃止後の処分方法の具体的な証拠となっています。