Slade Hall, イングランド、マンチェスター、ロングサイトにあるカントリーハウス
スレイド・ホールは、マンチェスターのロングサイト地区にある、石造りの基礎の上に建てられた木骨造りのマナーハウスで、中央のホールと両側のクロスウィングを中心に構成されています。建物の背面には後からレンガ造りの増築が施され、イングランドの歴史的建造物の保護区分の中でも高いレベルのグレードII*に指定されています。
この家は1585年にエドワード・シダルによって建てられ、彼のイニシャルは今も内部の木の梁の1本に刻まれています。その後数世紀の間に周囲の土地は徐々に売却され、現在残っているのはこの建物だけとなりました。
内部の漆喰細工には、かつてここに住んでいた家族の社会的地位を示す紋章のモチーフが今も残っています。これらの装飾模様は、チューダー朝時代の家庭が客人に自分たちの身分や地位を示す方法でした。
スレイド・ホールはロングサイトの住宅街にあり、現在は共同住宅として使用されているため、内部は一般公開されていません。木骨造りの外観は通りからはっきりと見え、中に入らなくても歴史的な構造をよく眺めることができます。
建物の上層階は、ジェティと呼ばれる、地上階の上にわずかに張り出す構造になっており、これはチューダー朝の木造建築に典型的な特徴です。内部の木組みにはヘリンボーン模様が含まれており、これは装飾的なだけでなく、構造の補強にも役立っていました。