サンサンプトン・ターミナス駅, イギリス、サウサンプトンにある廃止された鉄道駅
サウサンプトン・ターミナスは、サウサンプトンにある廃止されたビクトリア様式の鉄道駅で、イタリア風のデザインと、かつてプラットホームを覆っていた大きなガラスのキャノピーが特徴です。レンガと石のファサードには精巧な石細工が施され、現在は用途が変わったにもかかわらず、19世紀当時の特徴を多く残しています。
ロンドン・アンド・サウサンプトン鉄道は1840年にこの終着駅を建設し、ロンドンとイングランド南海岸を結ぶ最初の直通鉄道を確立しました。この複合施設は後に第二次世界大戦中に戦略的に重要となり、一部は連合軍の軍事作戦に使用されました。
この建物は、船に乗り込み遠い旅へと向かう旅行者にとって重要な出発点となりました。海洋旅行への玄関口としての役割は、空間のレイアウトに今も見て取ることができます。
この駅はもはや鉄道施設としては機能しておらず、転用されていますが、訪問者は外観を見学し、外側からその歴史について学ぶことができます。市内中心部にありアクセスは簡単ですが、現在の用途によっては内部への立ち入りが制限される場合があります。
この複合施設には付属のホテルがあり、戦時中は連合軍司令官の秘密の軍事司令部となりました。民間の交通ハブと戦時の司令部という二重の役割は、民間と軍事の歴史が交わる珍しい例です。