The Bridgeness Slab, スコットランド、フォルカークにあるローマ時代の記念碑
ブリッジネスの石碑は、砂岩にラテン語の碑文と細かい彫刻が施されたローマ時代の遺物で、幅は約3メートルあります。表面には兵士や宗教的な人物、シンボルが描かれ、占領軍の存在と功績を示しています。
この石碑は142年に第二アウグスタ軍団によって作られ、アントニヌス・ウォールの一部を建設したことを記念しています。これは、2世紀にスコットランドにおけるローマ軍の短いながらも重要な駐留の記録として残っています。
石碑の碑文はアントニヌス・ピウス帝を称え、ローマ軍が特にマルス神を崇拝していたことを示しています。彫刻された絵は、兵士たちが何を大切にし、この遠い帝国の地でどのように存在を示したかを明らかにしています。
本物の遺物はエディンバラのスコットランド国立博物館に保管されていますが、フォールカークのキニンガーズ・パークには精巧なレプリカが設置されており、訪問者は実際に間近で彫刻を鑑賞できます。この配置により、別の都市に行かなくても細部を観察できます。
最近の研究で、この石碑はもともと赤黄土色や明るい赤オレンジ色の鉱物、黄色黄土色など、複数の色で塗られていたことが判明しました。つまり、彫刻された場面はかつて鮮やかに浮かび上がり、遠くからでも見やすく、理解しやすいものでした。