Chapel of Our Lady of the Crag, イングランド、クナレスボローの洞窟礼拝堂
岩場の聖母礼拝堂は、イングランドのクナレスボローにあるニッド川沿いの石灰岩の崖に彫られた小さな洞窟礼拝堂です。アーチ型の天井と外側の精巧な石造りが特徴で、内部は一度に数人しか入れないほどコンパクトです。
1408年、ヘンリー4世は、近くのクナレスボロー城で働いていたジョンという石工に、この礼拝堂を崖に彫る許可を与えました。これはイングランドに現存する数少ない中世の岩窟礼拝堂の一つであり、現在はグレードI指定建造物に指定されています。
この礼拝堂は聖母マリアに捧げられており、今も川辺で祈りを捧げる巡礼者を集めています。内部では、むき出しの岩肌が壁の一つを形成しており、その空間に生々しい洞窟のような感覚を与え、従来の礼拝所とは一線を画しています。
礼拝堂はニッド川沿いの遊歩道沿いにあり、クナレスボローの町の中心部から徒歩でアクセスできます。丈夫な靴をお勧めします。入り口は崖のふもとにあり、雨の後などは地面が濡れて滑りやすくなっています。
礼拝堂の外側には、鎖かたびらを着た騎士の像が彫られており、入り口を守っていると考えられています。学者たちはこの像が誰を表しているのかについて長い間論争してきましたが、確定した答えは出ていません。