エーテルドーム, 米国ボストンのマサチューセッツ総合病院にある手術室
エーテルドームは、ボストンのマサチューセッツ総合病院にある歴史的な手術室で、エーテル麻酔の最初の成功した公開デモンストレーションの場所として知られています。円形の部屋は、中央の手術エリアの周りに階段状の座席が配置され、その上に銅で覆われたドームがあり、上から自然光を取り入れることができます。
ウィリアム・モートンは、1846年10月16日にここでエーテル麻酔の最初の成功した公開デモンストレーションを行い、手術の新時代の幕開けとなりました。1821年から1867年の間に、この4階の劇場で学生や医師の前で8,000回以上の手術が行われました。
その名前は、1846年にここで行われた、エーテルを麻酔として使用した最初の公開デモンストレーションに由来し、手術の歴史を永遠に変えました。今日の訪問者は、この手術を描いた大きな油絵のほか、かつて教育目的で使用されていたエジプトのミイラとアポロ・ベルヴェデーレの石膏像を見ることができます。
現在、この部屋は教育用の円形劇場として使われており、ラッセル博物館を通じて予約制のツアーで見学できます。この場所は現在も使用中の病院内にあるため、訪問者は事前に計画を立て、入り口でのセキュリティチェックを想定する必要があります。
1846年の手術台が今も、モートンが画期的な実演を行ったドームの下の同じ場所に立っています。現在の見学者ギャラリーからは、ほぼ180年前と同じ手術エリアの眺めが見られます。