サリバン・ハットソンビル橋, アメリカ合衆国インディアナ州とイリノイ州の間のハッツビルにある吊り橋
ハッツビル橋は、ワバッシュ川に架かる長さ約305メートルの吊り橋で、イリノイ州クロウフォード郡とインディアナ州サリバン郡を結んでいました。水面からの高さは約21メートルで、中央径間は約107メートル。外部のケーブルタワーを必要としない自己吊り形式の設計でした。
ウィスコンシン橋梁鉄工会社が1939年にこの橋を建設し、両州間の近代的な交通路としました。常駐主任技師のR.V.ミルバンクが、当時の高度な工学技術を用いて建設を監督しました。
この橋は、ワバッシュ川の両岸に住む人々にとって欠かせない渡河点でした。住民は毎日イリノイ州とインディアナ州を行き来し、橋は地域の交通網の中心でした。新しいインフラに取って代わられるまで、長く使われました。
この橋は車両用に設計され、イリノイ州道135号線とインディアナ州道154号線を結んでいました。元の橋は1988年に新しい橋に架け替えられ、現在は使用されていません。
この橋は自己吊り形式の吊り橋で、外部のケーブルタワーを必要としない珍しい設計でした。ロビンソン&スタインマン技師らが1939年の建設にあたり、この独創的な工法を採用しました。初期のアメリカの橋梁工学における、この構造形式の代表例となっています。