Isaac Royall House, アメリカ合衆国マサチューセッツ州メドフォードにあるジョージアン様式の邸宅
アイザック・ロイヤル邸は、マサチューセッツ州メドフォードにある18世紀のジョージアン様式の邸宅で、国定歴史建造物に指定されています。3階建ての建物は左右対称のファサードを持ち、内部には精巧な木彫りの装飾が施されています。敷地内には、かつて奴隷化された人々の宿舎として使われていた独立した建物があります。
この邸宅は1730年代にアイザック・ロイヤル・シニアによって開発されました。彼はカリブ海での奴隷貿易で財産の多くを築きました。アメリカ独立戦争が始まると、ロイヤル家はイギリスに逃れ、この土地は一時的に軍の司令部として使用されました。
この場所は、裕福な植民地家族の邸宅と、奴隷化された人々が住んでいた現存する宿舎を隣り合わせで見ることができる、アメリカでも数少ない場所のひとつです。この直接的な対比により、両者の生活環境の違いがすぐに目に見えてわかります。
この邸宅は6月から10月までガイド付きツアーで公開されており、主館と敷地内の奴隷宿舎の両方を見学できます。ツアーは複数の建物と屋外エリアを巡るため、訪問前に現在の開館時間を確認することをお勧めします。
アイザック・ロイヤル・ジュニアは遺言でハーバード大学に土地を残し、その収益は大学初の法学教授職の設立に役立ちました。ハーバード・ロー・スクールは2016年までロイヤル家の紋章を印章として使用していましたが、奴隷貿易との関わりから取り下げられました。