People's Federal Savings and Loan Association, オハイオ州シドニーにある銀行の建物
ピープルズ連邦貯蓄貸付組合は、オハイオ州シドニーにある銀行の建物で、建築家ルイス・サリバンによって設計されました。赤レンガと黒大理石の長方形の2階建てで、内部は2階分が吹き抜けとなり、上部から光が入る単一の銀行ホールを形成しています。
この建物は1917年に完成し、サリバンが中西部でのキャリアの晩年に設計した8つの銀行のうちの1つです。彼のこの時期の作品では、簡素な間取りと、ファサードや内装の手の込んだ装飾を組み合わせていました。
入り口は、装飾家ルイ・ミレとモデラー、クリスチャン・シュナイダーによって制作された、植物の形に着想を得たテラコッタの装飾とガラスのモザイクで飾られています。これらの手作りの細部が、この地域の普通の銀行建築と一線を画すファサードの外観を与えています。
この建物は現在も銀行として営業しているため、営業時間内であれば訪問者は入って内部を見ることができます。平日の昼間の訪問が最適です。銀行が使用されている間、空間は明るく開放されているからです。
大理石の噴水が今も銀行ホールの中央に立っており、1917年の当初の備品に由来します。これはサリバンのデザインに含まれる日常的な物品のうち、元の場所で今も使用できる数少ない現存例の一つです。