旧郵便局, 米国のセントルイスにある連邦裁判所。
ユナイテッド・ステーツ・カスタムハウス・アンド・ポストオフィスは、セントルイス中心部にある壮大な花崗岩の建物で、3階建ての第二帝政様式のデザインに、装飾的な鉄のドームと精巧に彫刻されたファサードを備えています。外壁は細部の石工と装飾的な要素を示しており、連邦機関としての重要性を反映しています。
この建物は、南北戦争後に不十分となった古い税関施設に代わるものとして、1873年から1884年にかけて建築家アルフレッド・B・マレットによって設計されました。その建設は、西部領土での商業の適切な監督を確立しようとする連邦政府の取り組みを表していました。
ダニエル・チェスター・フレンチによる彫刻「戦争と平和のアメリカ」は、オリーブ・ストリート入口の上にそびえ、戦争と平和を表す2人の女性像を示しています。内部の芸術作品は、南北戦争後にこの建物が連邦の権威の象徴となった経緯を物語っています。
この建物はダウンタウン地区のオリーブ・ストリートにあり、特徴的な建築からすぐに目に付きますが、主に裁判所として機能しているため、一般公開されているエリアは限られているかもしれません。見学可能な場所を事前に確認するとよいでしょう。
この建物には、内部の小財務庫と貴重な資産を保護するために、深さ約28フィートの堀と鉄の雨戸が設置されていました。これらの安全対策は、南北戦争直後の不安定な時代における国家の安定への懸念から生まれました。