アマーバッケ, コペンハーゲンにあるスキー場を備えた廃棄物焼却施設
アマー・バッケは、高さ約85メートルのスキースロープを屋上に備えた廃棄物焼却施設です。この施設ではごみを燃やして熱と電力を生成しており、傾斜した外壁に沿って450メートルの人工スロープが設けられ、一年中スキーを楽しむことができます。
この施設は2009年に、40年間稼働していた焼却炉の代替として開設されました。5つの自治体が共同でこのセンターを設立し、年間56万トンの廃棄物を処理する地域の廃棄物管理を担っています。
この場所は、産業機能と公共のレクリエーションを融合させ、コペンハーゲンが廃棄物処理を日常の都市生活の一部として捉えていることを示しています。建物が稼働している間もスキーを楽しむ人々を見ることができ、インフラを共有の公共空間に変えています。
スキースロープは一般に公開されており、現地で指導やレンタル用品を利用できます。アクセスは専用の入口からで、近くに交通機関の停留所があるため、季節や天候に関係なく簡単に訪れることができます。
この施設は、地域暖房パイプを通じて約7万2千世帯に熱エネルギーを供給しており、スキースロープが間接的に市内の家庭を暖めています。訪問者は、滑り降りるたびに、コペンハーゲン中の家族を暖めるインフラの一部であることに気づかないことがよくあります。