ETRR-2, エジプトのインシャスにある核研究用原子炉
ETRR-2は、エジプトのインシャスにある核研究用原子炉で、材料試験と中性子研究のために建設されました。冷却材として軽水を使用し、科学実験や分析作業用に設計された複数のチャンネルを備えています。
この原子炉は、アルゼンチンの企業INVAPによって設計・建設され、1997年に初めて臨界に達しました。1998年に正式に稼働を開始し、それ以来エジプトの主要な核研究センターとして機能しています。
この原子炉は、エジプトの科学者や学生が現場で直接核研究を行うために利用しています。この地域で中性子を使った実験を直接行える数少ない場所のひとつです。
この施設は制限された保安区域内にあり、事前の許可なしには立ち入ることができません。訪問を希望する場合は、事前に問い合わせて、入場要件と安全条件を確認する必要があります。
この原子炉には、中性子ラジオグラフィーと同位体生産のために特別に設計された5本の水平チャンネルがあります。この組み合わせは、世界的に見ても非常に稀な研究施設にしか見られません。