Basilica of San Prudencio de Armentia, スペイン、ビトリア=ガステイスのアルメンティア地区にあるロマネスク様式の教会
サン・プルデンシオ・デ・アルメンティア聖堂は、ビトリア=ガステイスの南西端、アルメンティア地区に建つ12世紀のロマネスク様式の教会です。ラテン十字形の平面を持ち、後陣の上にはバレルヴォールト(半円筒形の天井)が架かり、アーチには四人の福音書記者の彫刻が嵌め込まれています。
この教会は12世紀に大聖堂として建てられました。当時アルメンティアはまだ司教区の所在地であり、後にカラオラへ移されました。1776年に建物は大規模な改修を受け、元のロマネスク様式の構造の多くが変わることになりました。
聖堂の名称は、バスク地方のこの地域で崇敬された古代末期の司教、聖プルデンシオに由来し、その姿は建物の彫刻装飾にも表れています。門の浮き彫りには新約聖書の場面が描かれており、外から入り口に近づくとはっきりと観察できます。
聖堂はビトリア=ガステイスの南西郊外にあり、周囲の小道や庭園を通って徒歩でアクセスできます。建物は常に公開されているわけではないので、事前に開館時間を確認することをお勧めします。
教会の床下の発掘調査により、中世の建物より何世紀も前のローマ時代の遺構と墓が発見されました。つまり、ロマネスク教会が建てられるずっと前から、この場所は使用され、重要視されていたということです。