サーン・アバスの巨人, イギリス、サーヌ・アバスの近くにある丘の地上絵。
サーヌ・アバスの巨像は、高さ55メートルの白亜の人物像で、裸の男性が棍棒を掲げた姿をしており、ジャイアント・ヒルの西側斜面に刻まれています。輪郭は白亜の塊を詰めた溝でできていて、緑の草に対して明るく浮かび上がります。
最古の記録は1694年のもので、白亜の線を維持するための費用が記されています。考古学による年代測定では、この人物像は中世後期またはローマ時代にまで遡る可能性があります。
その名前は近くのサーヌ・アバス村に由来し、この人物像自体は何世紀にもわたって豊穣祈願の儀式の場とされてきました。現在でも、かつて夜の集まりの舞台となった周囲の畑や小道を見ることができます。
この記念物は村の上の丘の中腹にあり、近くの道路沿いの見晴らし地点から眺めるのが一番です。丘への登りは急で、特に雨の日は丈夫な靴が必要です。
2021年の地中調査で、元々人物の左肩に掛かっていたがその後消えたマントの痕跡が発見されました。この発見により、元の表現の理解が変わり、何世紀にもわたって後から変更が加えられたことが示されています。