アルバート橋, イギリス、ロンドンにある吊り橋
アルバート橋は、チェルシーとバタシーの間でテムズ川を渡り、鋳鉄製の八角形の塔4本に支えられた鋼鉄ケーブルの網で両岸を結んでいます。2本の頑丈なコンクリート橋脚が川床に立ち、中央径間を支えています。側面には手すりと歩道があり、歩行者用に設けられています。
この橋はロウランド・メイソン・オーディッシュによって設計され、1873年に吊橋と斜張橋の要素を組み合わせて開通しました。その後、安定性を高め、増加する交通に対応するために、コンクリート橋脚による補強が追加されました。
この橋の名前は、ビクトリア女王の夫君であるアルバート王子に由来しています。地元の人々は今でもこの橋を渡って、街の異なる二つの地域を行き来しています。夜になると、何千もの小さな電球が橋全体を暖かい色合いで照らし、写真家に人気の場所となっています。
橋には片側1車線の車道があり、重量制限は5トンです。歩行者は両側の歩道を利用できます。訪れるのに最適な時間帯は夕方で、ライトが点灯し、周囲が静かになります。
両端の標識には、近くのチェルシー・バラックス(兵舎)の兵士たちに、構造の振動を避けるため、橋を渡るときに足並みを揃えて行進しないように求めています。この予防策は、リズミカルな部隊の動きが橋を共振させる可能性があった時代にさかのぼります。