セノタフ(ホワイトホール), イギリス、ロンドン、シティ・オブ・ウェストミンスターにある戦争記念碑
セノタフはホワイトホールにそびえるシンプルな石の柱で、両端に彫られた花輪が飾られていますが、宗教的なシンボルや戦没者の名前はありません。淡い石灰岩の構造物の四面には「栄光の死者」という碑文が刻まれています。
エドウィン・ラッチェンスは1919年に第一次世界大戦後の戦勝パレードのために木製の仮設版を設計し、それが国民の深い共感を呼びました。政府はその後、常設のポートランド石灰岩でデザインを再現することを決定し、1920年に石のモニュメントを除幕しました。
この名前はギリシャ語で「空の墓」を意味し、実際の埋葬を伴わない追悼の場としての役割を反映しています。毎年11月の第2日曜日には、王室のメンバーが白い石の基部にポピーの花輪を捧げます。
このモニュメントはホワイトホールの中央にあり、式典が行われていない限り、いつでも近くで見学できます。11月は追悼行事の際に周辺が立ち入り禁止となり、人出も多くなるため、その点は覚悟しておいてください。
建築家は柱の線にわずかな曲線を付けて、それらが無限遠で交わるように設計し、永遠性の感覚を生み出しました。名前が一切ないことで、誰もが自分自身の思い出をこの場所に持ち込むことができます。