ダラム城, イングランド、ダラムにあるノルマン様式の城
ダラム城は、ウィア川の上の丘の上にそびえるノルマン様式の要塞で、半島を挟んで大聖堂と向かい合っています。現在は大学の学生寮として使われており、礼拝堂や居住区、中世の城郭に典型的な防御施設があります。
この要塞は1072年、ウィリアム征服王の命により、北方からの脅威と反乱に備えて築かれました。その後何世紀にもわたって権力の拠点となり、北部の政治情勢を形作ってきました。
礼拝堂には、中世において宗教と軍事の力が密接に結びついていたことを示す細部が残されており、そうした場所が地域の防衛と支配に果たした役割をうかがい知ることができます。
城へは町の中心部から階段で行くことができ、今も学生寮として使われています。決まった時間にガイド付きツアーに参加できますが、現役の学生寮のため見学時間が限られていますので、事前に確認することをおすすめします。
1080年から1836年まで、この城は貨幣の鋳造や軍の指揮など並外れた権限を持つ司教公爵の住居でした。宗教と世俗の権力が融合したこの地位は、何世紀にもわたってイングランドで異例に強力なものでした。