モートレイク火葬場, イギリス、リッチモンド・アポン・テムズ・ロンドン特別区にある火葬場
火葬場はテムズ川のほとり、チズウィック橋の近くにあります。イタリア建築にアールデコの細部を組み合わせ、レンガ造りの回廊には精巧な石積みが施されています。敷地内にはいくつかの礼拝堂、木々や花壇のある庭園、川沿いの手入れされた遊歩道があります。
この施設は1936年から1939年にかけて建設され、英国で初めて独自の議会法によって認可された同種の施設となりました。4つのロンドン特別区からの資金提供により、戦前の経済不安にもかかわらず完成に至りました。
手書きの追悼記録帳は書道の伝統に則っており、デジタル端末やオンラインで閲覧できます。これらの帳面は継続的な資料として保管され、家族が大切な人の記録を調べることができます。
この施設は4つのロンドン特別区にサービスを提供しており、各区議会から選出された代表者によって運営されています。来訪者は敷地内に駐車場を利用でき、礼拝堂や庭園へのバリアフリー経路も整備されています。
2015年に作られた子供のための追悼庭園は、ドリス・スティックリーの水昆虫とトンボに関する物語に着想を得ています。その物語は変容と継続を象徴しています。庭園のデザインは植物と水の要素を用いて、この比喩的な物語を悲しみに暮れる家族にとって目に見える形にしています。