Wilder's Folly, イギリス、サルハムにあるグレードII指定のフォリー塔。
ワイルダーズ・フォリーは赤レンガ造りの塔で、三方向にアーチ状の開口部があり、複数の階にゴシック様式の窓があります。構造にはヴォールト天井が採用され、当初の目的と後の改修の両方を反映した建築的な細部が施されています。
ヘンリー・ワイルダー牧師は、1769年にジョーン・トイツとの交際中にこの塔を建て、近くの二つのカントリーハウスから見えるようにしました。ビクトリア時代には、窓がレンガで塞がれ、鳩舎に改装されました。
この塔は、裕福な地主が自身の屋敷を飾り、建築への関心を示すために用いた景観設計の一部でした。このような装飾的な建造物は、18世紀の大きな私有地の景観を形作っていました。
この建物へは、農地を横切る公共の歩道を通って行くことができますが、道を見つけるには少し注意が必要です。乾燥した天候のときに訪れると、畑の中の道を歩きやすくなります。
この塔はもともと愛と崇拝の象徴として建てられましたが、後に鳩舎へと転用されたことは、実用的な機能が後になって重要になったことを示しています。この二重の用途は、過去の装飾的な物体が変化するニーズに適応した珍しい例です。