Moccas Court, イングランド、ヘレフォードシャー州モッカスにあるグレードI指定のカントリーハウス
モッカス・コートは、レンガ造りで石の装飾とスレート屋根を持つ4階建てのカントリーハウスで、正面には9つの窓があります。建物はワイ川の近くにあり、敷地には740エーカー(約300ヘクタール)の公園があり、古いオークの木と格式のある庭園が広がっています。
この家は1775年、ジョージ・アマンド・コーンウォール卿が建築家アンソニー・ケックに依頼して、それまであった荘園に代わる新しい邸宅として建てました。この土地はそれよりも古い歴史を持ち、1294年に中世の狩猟場として設けられた鹿公園として使われてきました。
この邸宅は、イギリスのカントリーハウスの生活様式を体現しています。所有者や客人が社交のために設けられた広大な庭園で集まったのです。整えられた屋外空間は、こうした邸宅がもてなしや富の誇示の場としてどのように使われていたかを今も示しています。
この邸宅は現在イベント会場として運営されているため、その日の催しによって見学の可否が変わることがあります。一般公開されているかどうかは事前に確認することをおすすめします。プライベートイベントがあると敷地内への立ち入りが制限されることがあります。
この庭園は、初めにランセロット・ブラウン、その後ハンフリー・レプトンという、二人の名高いランドスケープアーキテクトによって順に手がけられました。そのため、イギリス庭園デザインの二大時代が一か所に表れている珍しい例です。彼らの異なる土地の整形方法は、今日でも公園を歩くと見て取れます。