County Court, カーナーボンにあるグレードI指定建造物。カーナーボンの行政庁舎。
カーナーヴォンのカウンティ・コート(旧カウンティ・ホール)は、郡測量士ジョン・トーマスが設計し、1863年に完成した古典様式の石造りの建物です。左右対称のファサードは7つの部分に分かれ、中央の入口を4本の高い柱が囲み、上部には「クイーン・ビクトリア・カウンティ・ホール 1863」という碑文が刻まれています。
1863年にカウンティ・ホールとして建てられ、1世紀以上にわたり地方の司法と行政の中心として機能し、裁判や評議会が開催されました。建物の公的役割は1971年に裁判所が移転し、その後1974年に地方自治体の再編により終了しました。2018年にはコンサート会場とレストランに改装されました。
「クイーン・ビクトリア・カウンティ・ホール」という名前は、1863年に彼女の治世中に建てられた時代を反映しています。入口上部に刻まれた「正義の女神」の像は、この建物が地域社会の司法および行政の役割を担ってきたことを今も象徴しています。
この建物の外側は自由に見学でき、石造りの外観や建築の細部を鑑賞できます。現在はレストランとコンサート会場として一般公開されており、当時の特徴を残しつつ内部を見学することもできます。
入口上部にある「正義の女神」の彫刻は、地元の彫刻家ロバート・エヴァンズによって作られましたが、彼自身は1878年に酔っぱらった罰金を科されています。内部には戦争で亡くなった人々を記念する銘板や、地元の著名人の胸像が展示されています。