テオドリック廟, イタリア、ラヴェンナにある霊廟
テオドリック廟は、イタリアのラヴェンナにある、イストリア石で造られた墓の記念碑で、2層の十角形からなります。上の部屋は、12の突起を持つ一枚の巨大な石の板で覆われており、その板はモルタルや支柱なしで空間に架かっています。
東ゴート王テオドリック大王は、520年にこの墓を建設し、526年に亡くなる直前に完成しました。540年のビザンチンによる征服後、彼の遺骨は移され、建物は後に礼拝堂として使用されました。
ドームの周りの突起が形成する六芒星には使徒の名前が刻まれており、キリスト教のシンボルとゲルマン風の装飾が融合する東ゴート族の伝統に従っています。訪問者は、ローマの建築技法と野蛮人の模様を結びつけたアーチ状のアーケードを認識できます。
入口は、建物を囲む小さな公園からで、外側を歩き回るのは簡単です。内部は、狭い階段でつながる2つの階からなり、上の部屋には空の斑岩の石棺があります。
屋根の石板全体は、イストリアの採石場からアドリア海を渡ってラヴェンナまで運ばれました。これは今日でも疑問を投げかける物流上の偉業です。クレーンや重機なしで、巨大なブロックをどのように持ち上げて設置したのか、正確には誰も知りません。