Santissima Trinità delle Monache, ナポリのスペイン地区にあるバロック様式の修道院複合施設
サンティッシマ・トリニタ・デッレ・モナケは、八角形の平面に長方形の司祭席部分が接続されたバロック様式の巨大な旧修道院複合施設です。現在は軍病院として使われており、元の教会部分は建物内で薬局として利用されています。
この修道院は1608年、建築家フランチェスコ・グリマルディの設計のもと、結婚ではなく宗教生活を選んだ貴族の女性ヴィットーリア・デ・シルヴィアによって創設されました。この複合施設は、1600年代初期にナポリの有力な家族たちの間で富と信心の象徴となりました。
ファサードには、聖フィリッポ・ネリと聖ジェンナーロの漆喰像が飾られており、ナポリの宗教生活に根ざした地元の崇拝の伝統を反映しています。これらの装飾は熟練した職人によって制作され、今日も建物の外観を形作っています。
この建物は現在軍病院として使用されており、一般公開はされていません。元の教会にあった美術品に興味がある場合は、カポディモンテ美術館で見ることができます。
教会のドームは1897年の地震で崩壊し、再建されることはなく、内部空間は大きく変わりました。この教会にあったジュゼッペ・リベーラの重要な絵画は、それ以来カポディモンテ美術館に所蔵されています。