ピサ大聖堂, イタリア、ピサの大聖堂
ピサ大聖堂は、トスカーナ地方のミラコリ広場にあるロマネスク様式の司教座教会です。外壁には白と黒の大理石の横縞が走っています。身廊は、エルバ山から運ばれた巨大な花崗岩の列柱の間に5つの通路が広がり、3つの通路を持つ翼廊と交差しています。
建築は1063年、ムスリム艦隊に対する海戦での勝利を祝して、建築家ブスケトの設計に基づいて始まりました。楕円形のドームは1380年に火災の後に建てられ、12世紀の木造の構造物に取って代わりました。
マリア像が多くの側礼拝堂を飾り、そこで信者たちは何世紀にもわたる伝統に従ってろうそくを灯し祈りを捧げます。主祭壇には聖人たちに囲まれた十字架像が置かれ、側祭壇はそれぞれの守護聖人に捧げられています。
入場は事前予約制で、同時に入場できる人数が制限されています。イタリア語のミサが毎日数回行われ、その間は一部の区域が立ち入り禁止となります。
1302年のチマブーエのモザイクが後陣のヴォールトを覆い、キリストがマリアとヨハネの間にいる様子が描かれています。このドームはヨーロッパ初の楕円形ドームとなり、当時の建築技術の実験的な試みでした。