Eschenlohe Castle, イタリア、ザンクト・パンクラーツの城跡
エッシェンローエ城は、リオ・フラッタ川とヴァルスーラ川が合流するウルテン渓谷の高台に位置する石造りの廃墟です。残っている壁と塔の部分から、この中世の要塞の元の配置がわかります。
この要塞は1163年にオルテン城として初めて文書に記録され、地方の支配者の住居として使われていました。その後、この地域を支配していたトラップ伯爵家の所有となりました。
この城は、石壁と塔の基礎に見られるチロル地方特有の防御建築様式を示しています。中世の建築家がどのように山岳地帯の景観に合わせて建築技術を適応させたかを観察できます。
内部は立ち入り禁止ですが、外観はザンクト・パンクラーツ村から始まるハイキングコースから見学できます。この道はある程度の歩行能力が必要で、谷を見渡す景色が楽しめます。
城の名前はエッシェンローエ家と、城を囲む落葉樹林を意味する「ローチ」に由来します。名前と自然のこのつながりは、今日でも樹木の多い環境に残っています。