荒神谷遺跡, 島根県出雲市にある遺跡。
荒神谷遺跡は、島根県の仏経山の北東、南向きの斜面に位置する、標高約22メートルの遺跡です。隣接する博物館には、この地域で発掘された弥生時代の銅剣、銅鐸、銅矛が多数展示されています。
1983年の発掘調査で、刃先を上に向けた銅剣350本以上が4列に並んでいるのが見つかりました。この発見により、日本全国で知られる弥生時代の銅剣の数は倍増し、この遺跡はその時代の重要な証人となりました。
博物館では、かつてここに埋められた複製品と本物の祭儀用青銅器が展示されており、この地域の初期の宗教的慣習を知ることができます。儀式で使われた精巧な武器や銅鐸を目にすることができ、現在では日本の文化遺産の一部と見なされています。
博物館は静かな田園地帯にあり、出雲から車か、たまに来るバスでのアクセスが便利です。展示は徒歩で約30分ほどで回れ、出土品の重要性を伝えてくれます。
剣は先端が交互に東と西を向くように配置されており、研究者は今もその解釈を模索しています。この異例の配置は、その全容がまだ謎に包まれた複雑な儀式を示唆しています。