西殿塚古墳, 奈良県桜井市にある古墳時代の前方後円墳。
西殿塚古墳は、奈良県桜井市の近くにある古墳時代の前方後円墳です。丸い後円部と台形の前方部がつながった形をしており、この種の古墳を特徴づける形状をしています。
この古墳は3世紀に築かれ、日本各地で大型の土の墓が造られていた時代に属します。桜井周辺の古墳群の一つで、前方後円墳の伝統の最も初期の例の一つとされています。
「西殿塚」という名前は、日本語で「西の殿の塚」を意味し、東側にある対になる古墳の隣に位置していることを示しています。外周の道を歩くと、この時代の埋葬儀礼と深く結びついていた鍵穴形の輪郭を今も読み取ることができます。
この古墳は皇室の陵墓に指定されているため、立ち入るには宮内庁の事前許可が必要です。承認を得るには時間がかかることがあるため、訪問のかなり前から計画を立てることをお勧めします。
この古墳は、ある皇女に捧げられたとされ、同じような形と大きさの別の古墳のすぐ隣に立っており、珍しい対の配置を形成しています。ほぼ同一の前方後円墳が並んで立つ例は、日本ではごくわずかです。